よく見かけるあのたぬきの意味を君は知っているか?




 

こんにちは、あばば(@ababaisme)です。

皆さんは狸の置物をご存知だろうか。

お店の玄関口や、観光地なんかではよく見かけるであろうあの狸の置物の事だ。

彼は出掛ける度にこの狸の写真を撮っている。理由は「なんとなく」以外に他ならないが、ふと「こいつ何処にでもいるけど、どういう意味があるんだろうな」と思った。

調べたところ、この狸の置物には驚きの理由と由来が存在した。


たぬきの本名は「信楽たぬき」

笠をかぶって、ちょっと首を傾げ、手には通帳を持ち挑戦的な視線をこちらへ向けるたぬき。

皆さんも一度は目にしたことがあるだろう。

この癖になる顔。

おもてなしの心というよりは「へい兄ちゃん、ちょっと金落としていってくれへんか?」的な心の内を感じさせるこの狸。

名前は「信楽焼のたぬき」と言うらしい。

「風来の寅さん」みたいでちょっとかっこいい。

 

信楽焼(しがらきやき)とは?

信楽焼(しがらきやき)は、滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる炻器で、日本六古窯のひとつに数えられる。一般には狸の置物が著名である。

時は遡ること明治時代、陶芸家の藤原銕造(ふじわらてつぞう)なる人物が初めてこのたぬきを作ったらしい。

彼がたくさんの信楽狸に日の丸の小旗を持たせて沿道に設置しると、ある日それを見た昭和天皇が「やば、バイブス感じたわ」と狸たちが延々と続く情景に感興を覚えたという。

昭和天皇はこの狸との衝撃的な出会いについて、実にポエミーな歌を詠んだ。

するとその逸話が新聞で報道されたことをキッカケに、信楽焼のたぬきは全国に知られるようになった。つまりバズったのである。

 

 

たぬき=「他を抜く」と縁起が良い

この信楽焼のたぬきは「他を抜く」と韻を踏んでいる縁起が良い事から、商売繁盛の縁起物として店の軒先に置かれることが多いらしい。名前の力、すげえ。

彼も「あばば」というハンドルネームを使っているが、「あ、ババア!!」的な意味合いでどうにか何かが上手くいって老人ホームからの仕事依頼とかが来れば良いなあと思う。絶対に来ない。

狸が編み笠を被り少し首をかしげているのが特徴。右手に徳利を、左手に通帳を持って突っ立っている「酒買い小僧」タイプが定番だそう。

右手に徳利、左手に通帳、、、。

 

メディアミックスもしている

今ではこのたぬきが有名になり過ぎて、狸の置物=信楽焼のような存在だそうだ。すげえ。たぬき出世街道真っしぐらだ。

その為、信楽へのアクセス路線である信楽高原鐵道の車体にはタヌキのキャラクターが描かれている

またサントリーが発売しているウイスキー、オールド。

こちらは黒い瓶と白いラベルのコントラストが信楽焼の狸を連想させるとして、「タヌキ」の愛称をで親しまれているらしい。

 

信楽たぬきの日まである

こちらは編集信楽町の観光協会が定めた記念日らしい。

当初はいつも立ちっ放しで頑張っている狸の置物に「たまには休めよ、たぬきさん」という事で、信楽たぬきに感謝する日として「たぬき休むでぇ~(DAY)」を定めたらしい。

それが2012年に更なる発展を目指し、開催月を「いい月」の語呂から「11月」開催へ。

「たぬき休むでぇ~(DAY)」という親父ギャグみたいな名前から「信楽たぬきの日」へと改名したという。この判断、多分正解だぜ。

 

よく見るたぬきは縁起物だった

我々が事あるごとに目にしていた信楽たぬき、彼はその店の商売繁盛を願い日夜立ち続ける立派なたぬきだった。

あばば
こいつ間抜けな顔してんな

などと軽視していてはいけない。たぬきは頑張っているのだ。

 

我々も頑張らなくてはならない。




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    トラベルライター&ブロガー。旅行会社で副店長の順風満帆な生活をぶん投げて、大冒険の日々を送っています。26歳。最近は体型がジャイアンに近付いていることに危機感を感じている。