僕たちは何度傷ついても「期待」することをやめない




こんにちは、のび太(@ababaisme)です。

 

なんかエモいタイトルになってしもうた。

 

人間ってすごいですよね。

何回裏切られても、欺かれても、性懲りもなく期待しますやん。

どれどけ深いダメージを被ったとしても、

また傷つく可能性に飛び込んでいきますよね。

 

今回は、そんな話をしますよ。

(ここ最近「傷ついた」とか「裏切られた」とか、そういうエピソードがあったわけでも何でもない)

 

裏切りの記録1.絶望を届けるサンタクロース

のび太
あれはぼくが小学3年生の頃です・・・。

冬が深まる師走の寒空。

迫る12/25、クリスマスといえば子供にとって念願の一大イベントです。

当時のぼくは既に「サンタクロースの正体はゆうこ(母)である」と世界の真理に気が付いていました。

 

しかし、3つ歳の離れた妹がおります。

彼女はレターセットで「サンタさんへ」などと、子供らしい手紙を書いているではありませんか。

ここで大人ぶって「サンタクロースなんていない」などと言ったら最後、

「じゃあのび太のところにはサンタさん来ないね~」などと言われ、

ぼくだけがプレゼントを貰いそびれる危険性があります。

 

その危険性を理解していたぼくは

「あ~サンタさん来ないかな~♬」などとわざとらしく嘯いて、

妹と共に居るはずのないサンタクロースへと手紙を書きました。

 

「ゲームキューブのピクミンがほしい」と。

サンタ宛ての手紙を書きました。

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798円になっとるやんけ・・・。 安い。

 

サンタクロースっていうか、正確にはゆうこ宛ての手紙ですね。

 

あざとい子供を演じたぼく。

そして、来たる12/24

「早く寝ないとサンタさん来ないよ」というゆうこの声に背中を押され、ぼくと妹は寝室へと向かいます。

 

「明日起きたらサンタさんからプレゼント来てる?」

綺麗な瞳で妹がそう尋ねると、

ゆうこは「来てるよ~」と答えます。

(サンタクロースはお前だということはもう分かってるわい)

などとほくそ笑みながら、ぼくは布団に潜り込みました。

 

もはやこの際、ピクミンを届けてくれるのが赤い服のおっさんだろうが、

小太りの母親だろうが、そんなことは問題ではありません。

ぼくは、ただピクミンがやりたいだけです。

ぼくたちピクミン~あなただけに~ついて行く~♬

あの曲はクラスで大流行しました。

ゲームも人気で、クラスには既にプレイしている友達もいました。

冬休みを利用してぼくもピクミンをやるぞ!

 

ーー12/25、朝ーー

妹が騒ぐ声でぼくは目を覚まします。

見知った天井を眺めること数秒、

今日がクリスマス当日だということを思い出し、慌てて枕元のメガネを手に取ります。

 

そこにあったのは、赤と緑の包装紙でラッピングされた四角形のプレゼントでした。

に違いありません。

 

(なんか分厚いな?!)

当時のゲームキューブのカセットは文庫本くらいの大きさで、

そのパッケージの中にディスクと説明書が入っていました。

 

高さは1センチくらい。

しかし、枕元に置いてあったプレゼントは床から4センチほど高さがあります。

 

え、ゲームカセット4つ分くらいじゃん。

えっ、なに、マジで!?!?

サンタさんゆうこ、太っ腹かよ!!!

 

 

 

包装紙を引きちぎった中から現れたもの、、、

それは、シャーマンキングのコミックス4冊でした。

「よみがえれ〜〜」と言われても、よみがえれません。

 

この事件以来、サンタクロースを信じるいたいけな少年を演じることはやめました。

ぼくは裏切られたのです。

 

ひどく傷ついた心のままでシャーマンキングを読みました。

オーバーソウルどころじゃありません。

ぼくはブロークンハートでした。

 

それでも、それから小学生でいる間の3年間、

ぼくは毎年のクリスマスプレゼントを追い求め続け親にプレゼントのリクエストを送り続けました。

 

裏切りの記録2.お前テスト勉強しないって言ったやん

中学生になってはじめての小テスト。

漢字の問題30問ほどで、90点以下の生徒にはペナルティの居残りが課せられます。

 

クラスの連中はみんな「勉強しないよ」

「基礎なら余裕でしょ」

「マジでみんな無勉でトライしようぜ」

などと大盛り上がり。

 

そうして、テスト開始、終了ーー。

クラスの誰1人として90点以下を取るものはいませんでした。

「めちゃくちゃ簡単だったな」

「こんなにいけると思わなかった」

「余裕すぎる」

 

お前ら絶対に勉強しただろ!したよな!?

ちなみにぼくはしました。

全員が全員、裏切る側も裏切られる側も経験するという貴重な出来事です。

 

ちなみに学年中で唯一90点を取れなかったのは、別のクラスだった倉持くん。

名前を書き忘れて0点でした。

名前を書いていたら100点でした。

AHOですね。彼は今マレーシアにいます、元気してるかい?

 

裏切りの記録3.浮気はバレないようにやってくれ

18歳の時に念願叶って付き合った愛しの彼女に、浮気されました。

ツメが甘いわ。

 

「期待」することで「裏切り」が起きる

相手に期待し、それを破られた時に僕たちは「裏切られた」と感じます。

 

ぼくはサンタクロース(ゆうこ)に対して

「望むもの(ピクミン)を買ってくれるだろう」と期待しました。

しかし、届いたのはコミックス4冊。

ここで「期待を裏切られた」と感じ、傷つきます。

 

要するに期待が無ければ「裏切られた!」という認識には至りません。

だって最初から期待してないんだもん。

「このお菓子マズイだろうな~」って思いながら買ったお菓子が本当にマズくても

「マズイ!!裏切られた!!」とはなりません。

(そもそもマズそうだったら買わねえ)

「美味しそう!」と思って買ったのにまずかったから「裏切られた!」と思うのです。

「裏切り」を発動するトリガーは「期待」です。

 

一方的な「期待」は危険である

「裏切り」とは悪い行為であり、

裏切られた側を被害者とするのが一般的です。

しかし、場合によっては自分が意図していない方面から「期待」され、

知らぬうちに「裏切り者」というレッテルを貼られてしまう危険性があります。

 

SNSなんかでは特にこういう場面がよく見られますね。

「◯◯さんがそんなこと言うなんて、ファンへの裏切りです」とか。

「がっかりしました。ブロックさせて頂きます」みたいなやつ。

あれも「勝手に期待していた結果、予想と違った展開になった」ということに対しての文句ですね。

 

「期待してください!」なんて言ってもいないのに勝手に期待され、

それに反したことで「裏切り者」のレッテルを貼られる。

 

これは誰にでも起こり得る問題です。

例えば「肉体関係のある男女」のうち一方は「恋人」と認識し、もう一方は「遊び相手」と認識しているとか。

よくある男女関係のもつれですね。

ぼくは仕事で「ハワイに行ったけど思ったより楽しくなかった」なんてクレームを貰ったことがあります。

たしかに旅行を手配したのは僕ですが、楽しいか楽しくないかは本人の心持ち次第でしょう。

ハワイは大多数の人にとっては楽しいはずです。

 

このように、思いもよらぬ形で自分が誰かの期待を裏切っている場合もあります。

非常に厄介ですね。マジで。

そう思うと同時に、

自分は誰かに対して「一方的な期待」という名の銃口を向けてはいないかと、時折考えたりもします。

 

傷つくのは嫌なのに「期待」してしまう

期待するから裏切られて傷つくのに、僕たちは性懲りもなく期待をします。

そして裏切られ、傷を作ります。

傷はカサブタになり、治癒し、いつの間にかその痛みも忘れます。

のび太
AHOか〜!!

 

そして、性懲りもなくまた期待します。

マジでこれの繰り返し。

期待と裏切りの連続で人生は構築されてると言っても過言ではない。

 

これは別に対人関係だけではなく、

所属する会社に対してや、この国の制度に対してだったり、

引いてはこの世界の法則に対してだったり。

とにかく傷つくのは裏切られるからです。

裏切られるのは、期待するからなのです。

マジで、こればっかりやねん。

それでも僕らは期待してしまう。なんでやねん。

 

どれだけ重傷を負っても

「期待する」と「信じる」は同じだと思っている。

 

「世界が終わるわけない」と信じているから日々を生き、

「日本が潰れるわけない」と信じているから日本円を稼ぐ。

「この家は安全だ」と信じているから今日も自室でグータラして、

「この人は大丈夫」と信頼に足る相手に心を開く。

 

これら全て「期待」に過ぎません。

確証なんてないけど、一方的に期待している。

だって、どんな酷い裏切りにあっても、誰かを信じないと生きていけないようにできているんですもん。

 

ぼくも誰かにそんな風に「期待」されているのだとすれば、

知らず識らずのうちに「裏切り者」になっている可能性もあります。

とは言え、出来るだけ期待に応えられるようなひとでいたいなあ、などと思います。

肝心な時に力になれる人間でありたい。

お金も信用もあるひとになります。

 

 

そんな感じです。

傷ついても「期待し、信じること」はやめられないので、

おかげ様で今日も一人じゃありませんね。

どうもありがとう。

 

それでは、また。

 




ABOUTこの記事をかいた人

トラベルライター&ブロガー。旅行会社で副店長の順風満帆な生活をぶん投げて、大冒険の日々を送っています。26歳。最近は体型がジャイアンに近付いていることに危機感を感じている。